学校の定期試験にCBT(コンピュータベースドテスト)を導入することで、定期試験の工数は大幅に削減できると考えられます。日本の学校教育は、文科省が定めた指導要領に基づいた認定教科書に基づいて行われているため、カリキュラムは全国でほぼ共通です。そのため本来であれば、試験などは共通化できるはずです。

加えて、CBTが一般化した場合、普段の教育にIRT(項目応答理論)を用いたアダプティブラーニングを行えるようになってきます。つまり、その生徒の能力にあった問題を出すことで、その生徒の成績を適切に伸ばすことができるわけです。これはすでに、一部の学校や予備校、学習アプリでは取り入れられています。

国内ではMonoxerやスタディサプリENGLISHが、アダプティブラーニングによる生徒の能力にあった問題の出題を行っています。

Monoxer

https://corp.monoxer.com/

スタディサプリENGLISH

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001556.000011414.html

Wikipediaの項目応答理論

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%85%E7%9B%AE%E5%BF%9C%E7%AD%94%E7%90%86%E8%AB%96

IRTをざっくりと説明すると、これは問題の難易度と、受験者の能力を同時に推定するアルゴリズムです。有名なところではSPIやTOEICのオンラインテストなどで用いられています。

このアルゴリズムを使うことで、受験者の能力にあった問題、能力を推定するのに最適な問題を出題できるようになるため、試験時間の大幅な短縮が可能であったりします。TOEICのマークシート方式の試験では約2時間かかりますが、TOEICのCBTでは約30分だったりします。

こういった仕組みを使うことで、定期テストや作問・採点についての工数を大きく削減でき、また生徒の能力に合わせた個別指導の自動化や、能力に応じた管理が行えるようになると考えます。

2023/03/11Posted
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