私の語感に過ぎませんけれど、ひとことでいえば「好きなこと」は「趣味」よりも抽象的でもかまわない(抽象的かもしれない)という印象がありますね。
たとえば「好きなこと」として「周りの人とわいわい楽しくやること」という表現は可能ですが、「周りの人とわいわい楽しくやること」を「趣味」と表現することは難しそうです。これが「友人との旅行」などのように具体化すると「趣味」と表現できるでしょう。
別の言い方をするならば「趣味」を聞いただけではその人の「好きなこと」はわからないともいえます。先ほどの例でいうならば「私の趣味は友人との旅行です」といったときに、友人との旅行のどういうところが好きなのか、何が好きなのかははっきりしないからです。
新しい世界を見るのが好き
旅先で美味しいものを食べるのが好き
周りの人とわいわい楽しくやるのが好き
「友人との旅行」が趣味だとしても、上記のどれが好きかでニュアンスが違いますね。
ところで話は変わります。あなたが書いておられた「とあるサービスのプロフィール欄」がどういうものかはわかりませんが、こういうところに記入する場合には「読んだ人に何を伝えたいか」や「読んだ人はそのプロフィールから何をイメージするか」を考えるのをオススメします。
「好きなこと」を書くにしても「趣味」を書くにしても、どのように書くかで読んだ人に伝わる印象がずいぶん違うからです。自分の「好きなこと」や「趣味」をストレートに考えるのはもちろん大事ですが、それを読んだ人が何を感じるかを考えるのはいいことだと思います。
2年