僕が何度か行った水餃子専門店は、中国人さんがやられていてお客さんもほぼ中国人さんだけなのですが、そこは「餃子湯」が0円でもらえます。餃子湯は水餃子を茹でたお湯です。餃子からちょっとはダシが出ているかと思いきや、よほど包み方がしっかりしているということでしょうか、小麦粉が少し溶け出して薄く濁っている以外ほぼ完全なお湯です。水餃子を何皿か食べたシメにそれをもらって、餃子用のタレやコンディメンツで自分で味付けして飲むわけです。
栃木県のその食べ方は初めて知りましたが、概ねそれと似ていますね。あまり日本人には好かれなさそうなそれが、生き残って定着しているというのはコーフンします。ロマンがあふれてますね。
中国だと麺料理も、麺と具とお湯とタレと油だけだったりすることがありますから、栃木のそれはそれで普遍性がある気がします。貴重なお店ですね。どうかお大事になすってください。
8か月