「趣味は何?」と聞かれる状況を想像すると、その多くは「あなたのことを知りたい」や「あなたと何か会話をするきっかけ、話の糸口がほしい」という場合ではないかと思います。

そのように考えると、「趣味」という切り口から考えるのではなく、「自分が他の人と何か話したいこと、話せること」のように考えるといいのじゃないかと思います。

「趣味」というと「読書」や「映画鑑賞」みたいに枠にはまった感じになってしまいますし、またうっかり「読書」というと「最近はどんな本を読まれましたか」のように話が展開してしまい(もともとはそれがポイントなので)、うっ……と詰まってしまうことになりかねません。

「趣味」という切り口、枠組みではなくて、「自分が他の人と何か話したいこと、話せること」や「他の人と共有できそうな話題」という切り口で考えるのをおすすめします。

「趣味は何?」と聞かれて趣味とは言いにくいものを答えるのをためらうなら、「趣味といえるかどうかわからないんですが……」と前置きすれば、何でもOKになりますよ。

どうしても何も思いつかない場合には、「趣味といえるものは特にありませんが……あなたは?」のように相手に振るという荒技もありえます。

2年

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結城浩さんの過去の回答
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