ごく一般的に考えるならば、礼儀正しく振る舞うことや、自分勝手な行動ばかりしないことなど、いくつか挙げていくことができると思います。でもそういった振る舞いを一つ一つ挙げていくよりも、大きな原則を覚えた方が簡単だと思います。その大きな原則というのは「自分だけを見ないで、周りの人を見る」ということです。
もちろんこの「見る」というのは比喩的な表現であって、目で見ることだけを意味しているのではありません。周りの人の存在を意識するといってもいいですし、周りの人のことを考慮に入れる、配慮に入れるなどといっても同じです。
逆に、周りの人を見ない(意識しない、考慮に入れない、配慮しない)行動ばかりにならないように注意する、といった方がわかりやすいかもしれません。「傍若無人な振る舞いをしない」ということです。
社会人としての振る舞いが身につくかどうかは、大企業に就職するかどうかとは直接関係はありません。でも多くの大企業では、社員教育の一環として「社会人としての振る舞い」を教えることはあるでしょう。それは自社の社員が傍若無人な振る舞いをしたり、顧客やビジネスパートナーに失礼なことがあったら困るからです。
子供相手ならばいざ知らず、ある程度の年齢になった大人に対して「礼儀正しくしなさい」や「他人に配慮しなさい」と教えてくれる存在は少ないものです。そういう意味では大企業に就職することで身につくケースはあるでしょうね。
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