あくまでも個人の感想ですが、自己評価と他人の評価は全く分けて考えたほうがいいと思います。関連づけも行わないほうがいいです。
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ブログを書いていると2つの傾向があることがわかります。
まず、言い切りが好まれます。「わかる」ことは求められておらず「わかりみが深い」ことが重要なのです。ですからスマホ画面でスクロールせず収まる範囲で答えを書いてしまうことが重要です。
これは動画にも当てはまります。
ひろゆきさんは「だらだら根拠のないことをしゃべります」と宣言しそれが好評です。根拠がなくても言い切ってくれるのでスッキリした気持ちが得られるのです。
さらにChatGPTは「サイコパスのようだ」という評価があります。複雑な問題に一定の答えを出してくれるというスッキリ感が人気の秘密の一つになっているようです。
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おそらく心理学的な効果ではないでしょうか。ChatGPTをすごいと感じてしまう現象は、受け答えの正しさよりも、自信満々かつスムーズにウソをつく“サイコパス”っぽさに起因していると思います。
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さらにQuoraでの高評価も併せて考えると「自分が言えないモヤモヤを代弁してくれた」というスッキリ感のある回答が好まれる傾向もあります。言語化できない不満を抱えている人が多いので他人に何かを言ってもらうと嬉しいという人がいるのです。意外と多いと思います。
つまり読者を想定して「当てる」ことができるんですよね。
評価が得られると誰しも嬉しくなってしまうものです。このため「何も考えずに言い切ったほうがいいのではないか」とか「みんなが喜びそうな意見に同調したほうがいいのではないか」いう気持ちになります。
「読んでもらえないと全く意味がないのだ」と考えるとニーズも検討せざるを得ませんし、かといって評価が高いものばかり書いていても「自分んはなんのために文章を書いているのだろう?」ということになってしまいます。
以上のような理由で、自己評価と他者評価は全く別のものと考えた上で分けて管理したほうがいいと個人的にはですが、思います。