小説で、ナルニア国物語やゲド戦記、ハリーポッター、指輪物語、十二国記のような魔法(或いはそれに準ずる超常的な何か)が絡む物語を描いた場合、一般文芸の新人賞には出せないですよね?

某新人賞では審査員の方が「魔法や剣といった類の単語が出た時点で即座に読むのをやめる」とおっしゃっていました。

つまり、『小説家になろう』や電撃文庫のようなラノベレーベルから出版するしか方法はないということだと思うのですが、そういったジャンルで好まれるような『いきなり最強の俺TSUEEEE展開!美男美女とのハーレム!!全てを知っている"転生者"の知識を利用した独壇場!!!』のような内容ではない小説はどこに消えていくのでしょうか?

日本のファンタジー文芸を読んでも、日本人しか出てこないとか日本が舞台になっているとか、ちょっと物足りないです。ラノベと一括りにするのも良くないですが、なろう小説や電撃文庫の作品もあまり肌に合いません。

ファンタジーでありながら、人生の苦楽や社会問題の風刺を描いた作品を発信している日本の一般文芸の新人賞やレーベルはありますか?

実は『いきなり最強の俺TSUEEEE展開(以下略)』というのは、Web発のラノベだとしても10年以上前の流行です。

直近のネット最大のコンテストでは、その手の展開が含まれる作品は20作中5作品のみです。

例えば昨年のメフィスト賞受賞作「ゴリラ裁判の日」などは推理作品でありながら、強くファンタジーの要素を持っているのではないでしょうか。

5か月

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夜見ベルノ / Velno Yomi / 小説発掘VTuberさんの過去の回答
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