ご質問ありがとうございます。

「担当した作品」となると全て音楽ゲームになるのですが、業務単位でのカウントでしたら辛うじてそれ以外のも出てきました。

まずは着メロ制作。懐かしいですね。音ゲー曲のデータを作っていました。当時は16和音でした。ギターでしたら全ての弦をジャーンと鳴らすと6音。ピアノで両手を一度に使うと10音使います。16音なんてすぐ使い切ってしまうのでいかに省エネ(省いても聴感上問題ない音を省く行為)をするか試行錯誤するのが楽しかったです。

同じデータでもガラケーの機種によって音量バランスが全然違うのでその辺りの調整が苦労しました。

あとは皆さんが使っているであろう遊べる電子マネー「PASELI(パセリ)」。こちらの決済NG音は実は僕が作りました。この世で一番多くの機種に収録されているTAGの制作物は？となるとアルストロメリアでもGERBERAでもなくこれかもしれません。

NG音なので決済OK音(ピロリ〜ンパセリ！)に比べると圧倒的に聞く機会が少ないでしょうし、意図的に鳴らすこともできないので聞けたあなたはラッキーです。（エラー時に鳴る音ですから意図的に鳴らそうとする行為は店舗に多大なご迷惑をおかけするので絶対にやらないでください。）

実はこの音、決済OK音のつもりで作ったのですがNG音として採用されました。世の中なにが起こるかわかりませんね。