念のため、最初に「げーむふぁいたー」について説明します。
「げーむふぁいたー」とは、スマートフォンメディアのAppBankに在籍していた記者の名前です。AppBank初期から上場したあたりまで執筆活動をしつつ、マックスむらい動画にも出演してゲーム紹介をしていたライターです。

一般には私がその「げーむふぁいたー」であったと思われていますが、げーむふぁいたーは私ひとりではありません。
これを語るのは(恐らく)初めてなのですが、私の前任者がいて私は2代目を襲名した立ち位置です。
初代は面白いゲームを発掘しては話題にする「おもしろゲームマン」で、レンガを飼うゲームの記事などが非常に話題になりました。ゲームの発掘力・紹介力ともに素晴らしいライターだったと思います。

ただ、初代は私が入社したときにはすでに在籍していませんでした。

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まさかこんな最強のバーチャルペットが登場するとは思わなかった。 Brick Buddies™ = レンガの育成ゲームだ。 そう、レンガ。 時代の5年先くらいをいってる気がする。誰も追いかけてこない独走

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その穴を埋めるべく私が名前を襲名することになったわけです。私が襲名した経緯は以下のようなものだと思われます。

1.ゲームキャストというスマートフォンゲームで名の知れた人間がAppBankに入社したがそのままの名前で活動させるとサイトになじまない可能性があるため。
2.ゲームキャストという名前を前に出させないため(商売上はライバルなので)
3.AppBankにはゲームに詳しい人間がおらず、ゲーム関連でプレゼンスを発揮できるキャラが欲しかった

入社時、私には「げーむふぁいたーという名前を襲名してもいいし、襲名せずに新しい名前を使っても良い」という選択権が与えられました。

AppBankに参加した理由は「自分のブログで紹介するより、いま勢いのあるAppBankの内部に入って好きなゲームの記事を書いたり、マックスむらい動画で宣伝を狙う方がゲームに貢献できる」という理由でした。
よって、すぐにAppBankになじみたかった私は「げーむふぁいたーを名乗る」と回答しました。

そして、一太郎ユーザーだったので『Tweet ATOK』の記事を楽しく書いたのが最初にげーむふぁいたー名乗ったときです。

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高度な日本語入力機能を備えつつ、無料とは思えないほど高機能なTwitterクライアント。 それが本日紹介するTweet ATOKです。 タイムラインを見やすい、操作しやすいなどの機能を備えているのはも

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初めてのゲームは『マヂヤミ彼女』。当時両方ともアクセス数が良かったので、次回以降期待のスタートラインがちょっと上がって居心地が悪かったのを覚えています(それから数カ月後、個人業績の暗黒期に突入します)。

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愛の深すぎる女子が彼氏が浮気している証拠を探すゲーム、それがマヂヤミ彼女だ。 このゲームのテーマはマヂヤミ…深すぎる愛。 ネタ系に見える名前と裏腹に、驚きのストーリーが展開するサイコホラー脱出ゲーム。

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余談ですが、しばらくして上司に以下のように言われました。

「もっとゲームキャストの管理人でゲームに詳しいから、という感じで我を出してくると思っていた。ライター名もこだわって我を出していたら、長く働いてもらえないと思っていた」

入社時に回答を間違えて「げーむふぁいたーにならない!」と言っていたら試用期間で失職していたかもしれません。

現在、AppBankにげーむふぁいたーはいません。私が顔出しで動画に出ていたので「さすがに覆面ライターは襲名できるが、顔出しした人間は代替わりできないよな」と、3代目襲名は行われないこととなったからです。

1年1年更新

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寺島壽久/ゲームキャストの中の人さんの過去の回答
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