うーむ、実に惜しい。ご質問の「私的・公的なコミュニケーション」がテーマの番組がごく最近放送されました。
2024年2月中の100分de名著がまさしくこの話題なのです。
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/p8kQkA4Pow/bp/pYx63VlW6p/
しかし放送から一ヶ月が経ってしまったので、もしご興味がおありなら以下の有料の手段で視聴することになります。
NHKオンデマンド
https://www.nhk-ondemand.jp/program/P202400382400000/
番組のガイドブック
https://honto.jp/netstore/pd-book_32989954.html
私自身の意見としては、まず上記の議論をご覧いただきたいというものですね。
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その上でお答えするなら、方法と道筋は二つあるように思います。
1つ目は上記ローティも唱えるように思想的に人々を説得することです。
「公的なコミュニケーションと私的なコミュニケーションは異なるもので、異なる場所でされるべきだ」と、たとえばこういう意見が一般的になれば、ご質問のような「公私混同」に悩まなくとも済みます。
2つ目は、単純に私的な場を作ることです。
たとえば、XやFacebook、InstagramなどのSNSは「開けたSNS」と言えます。
あなたを全然知らない人でも、あなたとコミュニケーションできます。
逆にLINEやDiscordのようなSNSはあなたとコミュニケーションを取るために、あなたの許可が必要です。こうした場では私的な意見を出しても問題ないはずですし、「私的な意見を出しても問題がない、ということを目的にこの場をつくりました」ということを参加者に合意させても、まあ同じ効果が期待できます。
私が思いつくのはこんな所ですが、まずは前述のローティの議論をご覧いただければ、おそらく質問者さんのお役に立つことでしょう。