質問者さんの視点と現状起こっていることが異なるので、回答というより情報共有させていただきますね。
1.AIに仕事が奪われる!とか言われますが
生成AIが業務に使われるまでに想定されていたのは、単純作業の業務がなくなるというお話でした。
たとえばタクシードライバーが将来なくなると書かれた記事は何度も見ました。
具体的にはこういう記事ですね。
https://jp.indeed.com/cm/tenshoku/consideration/jobs-that-will-disappear-in-near-future
jp.indeed.com
しかし実際になくなる可能性が高いのは単純労働ではなく頭脳労働、そして趣味であることが明らかになってきています。
言われてみればですが、まずチェスAIが人間を破ったのは1996年でした。
その勝負の内容がいい勝負だったのはともかく、未だに自動車の自動化がならない現代(2024年)よりはるかに前に頭脳勝負において広義のAIは優れた性能を見せています。
このように、AIが活躍するのは肉体労働ではなく実体を伴わない労働、つまり頭脳労働や趣味であることがわかってきています。
画像生成AI、音楽作成AI、動画作成AIなどが出てきています。
このようにクリエイターと働きが競合するAIが出てきているのに比べ、
レジ打ちやタクシードライバー、商品の品出しのような業務はAIには難しいです。
そのため、人間の仕事は人間同士で競合し、質問者さんが想定している
「AIか外国人労働者か」という状況は現状起きていません。
これも具体的な記事をおいておきます。
https://www.dlri.co.jp/report/ld/330368.html
https://music-bunker.jp/column/article/blog23-aimusic.html
music-bunker.jp
https://note.com/creative_edge/n/ne3c59f56f16d
身近な例でいれば、土木業界は外国から日本に働きに来てくれている方をよく見かけます。
ではこの仕事をAIに移す動きがあるかと言われれば、全く聞いたことがありません。
それもそのはず、土木もまた実際に物を動かしたりともかく物体に干渉する必要があります。
インターネット上のチェスや動画作成、株取引と異なりAIが物体に干渉する手段は限られていますし、ここに相当なコストが発生します。
実際、昨今のブームは「AIブーム」であり、ロボットブームではありません。
なので人手不足が叫ばれる肉体労働、たとえば介護、土木、運送業務はAIが多少の効率化はしていますが、
AIが人間の代わりに働ける状態にありません。
それこそ外国人材云々と聞かされるのはこの辺でしょう。
2.なくなる仕事とは
以上のように、現状なくなる恐れがあるのは頭脳労働です。
今すぐということはないでしょうが株価予想、イラスト作成、作曲、映像作成のような業務は人間とAIが競合しています。
ここから考えれば同じように消える…… というか影響を受けるのが趣味です。
物理的に物を動かすような、たとえば書道や彫刻のような趣味ならしばらく大丈夫でしょう。
デジタルな-コンピュータを使うものなら-AIのほうが上手くやるのでしょう。
なのでたとえば質問者さんが想定したように、肉体労働をAIにやらせる時代が来たとしましょう。
その頃には私達が趣味とすることはAIのほうがはるかに上手くやっているでしょう。
小説を書くのが趣味? 文章生成AIでいいですね。
写真を撮るのが趣味? 画像生成AIでいいですね。
作曲や演奏が趣味? 音楽生成AIでいいですね。
と、このように辛いことをAIにやらせることができるより、むしろ私達が余暇として、楽しみとしていることのほうがAIは得意なことがわかってきています。
なんなら、AIは平均的なゲーマーよりはゲームも上手くなることでしょう。
普段の余暇のゲームをAIが代わりにやってくれるなら、人間は何をするんでしょうね?
https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20240315050/
以上のようにAIと外国人労働者の問題は全くの別の問題だと思われますが、いかがでしょうか。