ちょっと前にコテコテの町中華に夕方早い時間に入ったら、カウンターで熱燗をきこしめしてるじいさんがいたんですね。メニューに「酒」としか書かれていない日本酒です。その直後にじいさんの前に運ばれてきたのは「レバニラ定食」でした。

ああきっとこのじいさんはレバニラをつまみながら熱燗を飲んで、それから飯に行くんだろうなと思って見てたら、じいさんはいきなり飯に手をつけるんですよ。そして、酒→レバニラ→飯→酒　というローテーションを律儀に守って、三角食べのように進めていってました。

この所作が何だかキマっていて、またマリアージュも完璧そうで、なるほどそういうのもあるのか、とちょっと感動しました。僕はその時既にビールと焼売を発注済みだったのですが、これはいつか真似したいものだと思いました。

普段僕は、酒と飯の同時進行はやりません。ビールがメインだからかもしれません。どうにもうまくやれそうな気がしない。ビリヤニとかチャーハンとかならさほど問題ないんですけど、白飯となるといきなりハードルが上がる気がするんです。でも今いろいろ想像してて、おにぎりとビールなら特に問題ない気もしてきました。おにぎり、豚汁、ビール、みたいな感じでバッチリ行けそうな気がします。

でも米以外の麺とかの方がやはりしっくり来ますかね。僕は、二郎系ラーメンとビールの相性が神だと思っています。二郎系の店でのオーダーは「麺半分野菜少なめニンニク無し＆ビール」で完全に固定されてしまいました。二郎系でビールを飲んでいる人はほとんど見ません。あんな相性のいいものをなぜみんな頼まないのかちょっと不思議です。僕はもはやビール無しの二郎なんて考えられなくなりました。

先日ふと思ったんですけど、二郎とランブルスコはきっと抜群に相性がいい。二郎バルみたいなところがあったら、ラーメン1500円とかでもいいからそれを楽しみたい気がします。ボウルに入ったランブルスコ、その隣に一回り大きい鉢で1/4サイズの二郎。絵面も完璧です。

もしくはイタリアンのコースでパスタの選択肢に二郎があったら、100パー選んでしまいそうな気がします。

焼肉は僕は完全に米派なんですけど、確かに考えてみれば、ビールと米の同時進行は完全にアリな気もしてきました。米は焼肉を確実においしくしてくれる。そのおいしさを増した焼肉にビール、何もおかしくないですね。次の機会にやってみたいと思います。