私の個人的な印象に過ぎませんが、一言で言えば「検索」と同じような扱いをするのが妥当であると思います。
コーディングするときに、文法の細かい部分や、決まり文句や、ライブラリの使い方や、基本的なサンプルコードを検索するのは普通にあることです。多くの人がブログ記事などを通じてそれらに関する情報を提供しています。
しかしながら、そのすべてが正確なわけではありません。まったくのでたらめがまことしやか書かれていることも少なからずありますし、正しいけれど情報が古かったり、あるいは細かい条件にウソが紛れていたりします。時にはそのままコピペで利用したらセキュリティ上、非常にまずいことが起きることもあります。
ですから、コーディングの助けとして検索することは普通にありますし、大いに役立ちますが、検索して得られた結果は自分でしっかりと吟味しなくてはいけません。ましてやそのままコピペして終了とはいきません。
私たちは「検索」で見つけてきたものに対して上で書いたような取り扱いをします。AIが自動的に「生成」してくる成果物もそれと同じような扱いをするのが妥当であると思います。大いに役立ちますけれど、吟味を怠ってはいけないということです。
ただし今後、AIが進化するにつれて「あてにできる度合い」は増していく可能性は高くなると思います。
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以下は宣伝ですが、私がChatGPTを使ったときのファーストインプレッションをメールマガジンに記載しました。
◆ChatGPT: AIによるチャットシステムとの対話
2年(2年更新)