コーカサスオオカブトについていくつか伺いたいです。

①コーカサスの頭角には大きく分けて長角、中角、短角、ほぼ紛失したものと存在すると思います。しかもそれが日本のカブトムシのように体長に大体比例するのでなく、例えば同じ原名亜種の全長95mmの個体でも長角になるものがいれば、短角〜中角のものもいると思います。このような国産カブトムシと比較したときの頭角の形態の形成のされ方の違いは何に起因するのでしょうか。また、アルキデスヒラタやツヤクワガタ系の大アゴの形成と何か近いものがあるのでしょうか。

②コーカサスを幼虫から羽化させた方の記録を読むと、前蛹になる前にワンダリング(幼虫がケースの中で動き回る)が見られると聞きます。幼虫がこのような行動をとる理由はなぜでしょうか。

③野生では最大の体長となるスマトラ島亜種が、飼育下ではあまり幼虫が大きく育たないという話をよく聞きます。(2018年のbe-kuwaカルコソマ特集にも記載されています。)一見矛盾というか、意外な気がするのですが、これは端的に飼育環境が相応しくないということなのでしょうか。

クワガタ研究の方にカブトムシのことを聞くのは恐れ多いですが、よろしくお願いします。

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