ほんやくこんにゃく:偶然を支配しているものは確率であると考えています。確率をあてられるかどうかを運と呼ぶのならば偶然は運が支配しているといえるでしょう。これは私のいち考え方にしかすぎませんが。
そもそも偶然というものはたとえばさいころで1が10回連続で出るようなものを指しますが、これは分かりやすく確率に依存しているでしょう。1が出る確率は6分の一でありこれが10回連続する確率を求めればわかります。では確率っぽくないものを上げてみましょう。例えば朝、登校中に偶然好きな人に出会うというもの。これは偶然起こったイベントですが、これも確率に依存しています。単純に自分が朝そこにいる確率と好きな人がそこにいる確率を掛け合わせ、通学路のすべての地点においての合計を求めればいいだけですから。このようにすべての出来事は確率によって決まっているように考えるのが自然なように思われます。この確率から、自分の狙ったものを引き当てることは基本的にできませんが、この確率の偏りを人は運と呼ぶのでしょう。