Yoshi Yamaguchi:ご質問ありがとうございます。質問の意図を図りかねているのですが、「すべての局面を探索できる」というのはある局面から進みうる可能な局面を木構造で列挙できるということでしょうか。そして「すべての局面を記憶した」というのは初手からの全局面を包含した木構造を保存して持っているということでしょうか。いずれにせよ、コンピューター将棋においては単純に局面を探索できるだけでなく、各局面において各々の手番が最終的に詰みになる確率もセットで持てないと意味がありません。ただ話をもどして、質問の内容だけに答えるとすると、たしかに初手から考えるのであれば同じことになるとは思います。 ところで、全局面を計算する・記憶するというということが現実的なのかという話は考えてみると面白いかもしれません。将棋の全局面数は計算すると10の226乗通りあると言われています。現在のコンピューター性能ではこれを有限時間で計算できないので、実現はいつになるかわかりません。 https://ncode.syosetu.com/n0050be/23/ https://ncode.syosetu.com(Read more)