ほんやくこんにゃく:自分なりの行動原理をしっかりともっていることではないでしょうか。
ここでいう行動原理とは自分が何を基準とし、何に従って行動するかということの指標になるものです。これは正義でもいいし、宗教でもいいし、自己の利益でもいいし、ほんとうに何でもいいと思います。しかし、これがとき、場所、時間によって揺れ動く出ようでは頭がいいとは言えないように思います。誰でも周りに、自分の意思を持っていないような人、何を基準に生きているのかわからない人、何も考えていないように思える人、人から言われたことにすぐに影響される人がいると思います。このようない人はいざというときに決断をすることができず、また、なした決断についても自ら明白な理由を答えることができません。これを頭の悪い人というのではないでしょうか。一般的には頭のいい人というと何が利益になるかを正確に判断できる人ととらえられがちですが、こういう人も自分の行動原理を持っている人にあたりますね。