わか:大学受験のときに聴いていた、関取花さんという方の「もしも僕に」という曲にこんな一節があります、
“人生なんてそうさ ネタ探し
楽しんだもん勝ち そういうものだよ”
受験前の落ち着かない時期にやはり頭に浮かぶのが、落ちたらどうしよう、という考えでした。自分なりに一生懸命やってきて、時間や労力も費やした上で不合格だったら、全てが無駄に思えてしまうのではないかとばかり考えて仕方ありませんでした。でも、この歌の通り、人生は所詮ネタ探しに過ぎなくて、今日見たこと、思ったことを誰かに話してその人が笑ってくれたら、それだけでいいんじゃないかなって思えてきました。自分が思い詰めてるな、と思ったときにふと思い出したい一節です。
あとこんなのもご紹介します。
“悲しみが消えるというなら
喜びだってそういうものだろう”
BUMP OF
CHICKENの「HAPPY」という曲です。悲しみも次第に薄れていくように、喜びも徐々に感じなくなっていくんだよ、といった意味に捉えていますが、もちろん人それぞれです。あ、今楽しいな、と思った瞬間に、これがずっと続くわけではないんだからこそ、大切にしないとな、と思わせてくれるフレーズです。