末次志郎 Shiro Suetsugu:生物を、生命の最小単位、すなわち細胞とします。細胞を自律的に増殖し(複製)することができる脂質膜とその内容物と定義するとします。これは一般的な定義だと思います。その場合、現在のところ、機械のように材料のみから生命を作ることは、できないと思います。一度だけ複製(細胞分裂)などはできると思いますが、継続的に分裂することは実現していないとおもいます。 いろいろな試みがありますがほとんどは、既存の細胞の一部を入れ替えてみる試みです。つまり細胞をゼロから作れないので、細胞にはまだ人類が理解していないことがたくさんあります。生命科学はまだ不明なことばかりということができるでしょう。(Read more)