むぎSE:残業申請は残業する前に申告するものなので、申告しない人が勝手に残業しても残業代は支払われないようです。 引用:https://www.shinjuku-law.jp/columns-labor/zangyoudai-shinseinashi/ 申請をしていない残業について残業代の請求はできるのか – そこが知りたい!残業代請求コラム(弁護士監修)|労働問題の弁護士への法律相談 https://www.shinjuku-law.jp ■最終処分を考えるなら ただ、申告していなくても残業代を払うべきという見解もあるようです。その境界は状況によって変わるようなので注意が必要です。 その辺も踏まえて、もし、現在の状況を続けた場合の最終的な処分方法は、おおまかに下記2つのパターンになるかと思います。(たぶんなので、間違ってたらすいません) ① 事前申告のない残業を認めない。 ② 事前申告のない残業を行った場合、残業代は出るが、懲戒処分の対象とする。 ただ、こういうのは、質問者さん個人で①や②を決めることはできないので、事前に上司や人事を通じて会社の方針を確認する必要があると思います。 ■最終処分前にフォローできること 会社の方針を正式に確認した後のフォローは次のようなものが考えられます。 (A) チームのルールとして周知する。(特定個人のつるしあげはしないように。) (B) その日の内に、残業を申告するタイミングや期限を設け、守られない場合は上記①②になる話をする。 (C) 当人になぜルールが守られないかをヒアリングし、問題を抱えていないか確認する。 (D) 緊急の場合は電話やメールなどで、質問者さんや上司に一報いれるようにしてもらう。 (E) その上でさらに守られない場合は、上司や人事に介入してもらう。 ■さいごに 口頭で注意するのも良いですが、具体的にどうなるかの想像ができず、「まあいいや」で終わることも多いと思います。なぜだめなのか、どうなってしまうのかを具体的にイメージできるようルールを整備していきつつ、ルールが守られるようプロセスを整備していくという考え方が良いと思います。リーダーは部下にルールを守ってもらう為には、口頭以外の方法を身に付ける必要がありますので、残業申請以外にも必要なテクニックになってきます。 頑張ってください。(Read more)