Hayato Shimabukuro(島袋隼士):納得できない、許し難いというほどではありませんが、時代にそぐわないかなと思う例があります。
太陽の様に自らの核融合で輝く星の事を恒星と言いますが、恒星にも様々な分類があります。星のスペクトル(あるいは星の温度の方が分かりやすいかもしれません)による分類で、O型星、B型星、A型星、F型星、G型星、K型星、M型星と、恒星の種類を分類することができます。O型星は最も温度の高い星で、温度が大体30000K以上です。一方で、M型星の温度は大体、3000Kくらいです。我々の太陽の表面温度は約5700KでG型星に分類されます。
さて、このスペクトルあるいは温度による星の分類の覚え方ですが、ちょっと前の教科書では"Oh, Be A Fine Girl, Kiss
Me"と書かれている事が多いです。私もこの覚えた方で覚えましたが、今の御時世だとハラスメントになるかもしれないという意味で、授業でこの覚え方を教えるのは少し気が引けますね。とはいえ、最近では時代に配慮してかは分かりませんが、他にも覚え方がありますし、日本語では「おばさんふぐ食ってまいった」などもあるみたいですが。