状態重ね合わせは隠れた変数の理論でも現れる: https://note.com/quantumuniverse/n/n2b5a93400f42

>第2章の定式化を使うと、そのような隠れた変数の理論も状態ベクトルで表現できて、

>異なる状態の線形重ね合わせができることも分かります。

とのことですが、付録G.1の棒磁石dの状態も、 |d_λ> と表現できるとすると

密度行列は、(積分を便宜上 和で表します)

ρ<mtext>=</mtext>ΣλPλdλ><dλ+Σλλ<mtext>’</mtext><mtext> </mtext>cλcλ<mtext>’</mtext>dλ><dλ<mtext>’</mtext>ρ=Σ_λP_λ|d_λ><d_λ| + Σ_{λ≠λ’} \,c_λc_{λ’}^* |d_λ><d_{λ’}|

と思います。

P_λは、p267の式G.6~G.9 でわかります。なので、

干渉項のc_λは、√P_λ、c_λ’は、√P_λ’ で良いでしょうか?

(0なら、状態は状態ベクトルでは表現できない混合状態)

それから、付録G.2のCHSH不等式ですが、

干渉項が存在するなら(c_λ=√P_λ、c_λ’=√P_λ’であれば)

CHSH不等式は、破れると思うのですが、

どうでしょうか?

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