読みやすい文章を書くコツで一番大事なのは,1つ1つのセンテンスを短くすることです。読みにくい文章はたいてい1つのセンテンスの中に3つ以上の内容が含まれています。3つ以上の内容が含まれていると,そのセンテンスでいいたいことがぼやけてしまい内容がアタマに入ってきません。1つのセンテンスには内容は2つまで,というのを心がけるとテンポのよい文章が書けると思います。センテンスを短くする代わりに接続詞を上手に使ってセンテンス同士を繋いでいった方がテンポのいい文章になります。

 また,長文を書く際には段落替えを適度に行うことが必要です。特に読みづらいのは,1つの段落が長すぎるものです。内容に応じて段落替えをしましょう。また逆に,段落替えが頻繁なのも読みづらいものです。目安としては5つか6つのセンテンスで1つの段落を構成するのがいいでしょう。

 読点の使い方にも工夫が必要です。読点がないものも,読点ばかりのものも読みづらいです。書いた文章の読点の位置が適切かどうかを確かめるために,その文章を音読することをオススメします。読点のところで意識的に区切って音読してみて,不自然だな,と感じたら,その読点の打ち方はあまりよくないということになります。

2 years ago

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