渡辺浩弐:質問者様がお察しの通りだと思います。日本人の多くは今、最先端テクノロジーを駆使した中国の監視システム(さらに、そのデータをもとに体制側が全国民に順位を付ける信用スコアシステム)を恐怖し、そして自国のマイナンバーカード制度を警戒しています。ところがその一方で、GAFAMには日々いともたやすく個人情報を奉納し続けています(よね?)。みんなGAFAMが大好きで、信頼しきっているんでしょうか。
中国や中国共産党との対比におけるアメリカやアメリカ企業のイメージは自由だったり平等だったり民主主義だったりするわけですが、もしかして民主主義ってもう終わってるかもというところから考えるべきなんじゃないかと、個人的には思っています。
ところで今結構本気で調査したい(してほしい)のは、実はかなり多くの人が、見張ってもらったり点数つけてもらったり指示されたり強制されたりすることを嫌がってなくて、むしろ望んでいるのではないかということです。あなたはどうですか。