よ@24卒:結論から申し上げますと、祭りが全国的に減少していることは「非日常感を味わえるイベント」の減少の一例であり、渋谷のハロウィンイベントは現代における数少ない非日常イベントだから人気だと考えます。
確かに全国の祭りは減少傾向にあります。特にコロナ禍を経てこの流れは顕著なものになりました。実際に、20歳~60歳の男女
400人を対象としたアンケートでは、コロナで失われる可能性が高い日本文化1位は祭りでした。3人に一人が祭りがなくなると考えているようです。
若者がハロウィンに参加する理由は、「非日常感を味わえるから」だと考えています。
渋谷のハロウィンに参加するメイン層は、高校生~大学生、若手の社会人だと思います。彼ら彼女らがよく知る渋谷が、ハロウィンの日だけ姿を変える。自分も周りも仮装してみんなで騒ぐ。このことから、渋谷のハロウィンはとりわけ若者にとっては普段味わえないような「非日常感」に溢れているから人気なのだと思います。
このことを踏まえると、全国的に祭りが減少してしまっていることは、直接的な要因ではないにしても、「非日常感を味わえるイベント」が減ってしまった例の一つなのではないかと考えます。結果的に、渋谷のハロウィンのようなイベントに若者が集中しているのではないかと考えます。