mm:たとえば、駅で腹が痛くなった人が頑張るべき「やること」は「駅のトイレの場所を見つける」ではありません。「空き個室に入り用件を済ませ、スッキリとした状態で予定通りの時間の電車に乗る」です。時間までにトイレの場所が見つからなければ電車には乗れませんし、トイレを無事見つけられても腹痛がおさまらなければ電車に乗るべきではありません。逆に、そもそも別に腹が痛くないし時間にも余裕があるという人の場合も、わざわざ広い駅構内でトイレを探し回るのは時間の無駄ですので「駅のトイレを見つける」を「やることリスト」に書くべきではないでしょう。 要は、その「やること」を達成する事によってどうなりたいのか、自分をどういう状態に持っていきたいのかまでを「やること」とセットで考えるべきでしょう。もう少しお上品かつ具体的な例で考えてみます。例えばやることリストに「毎日筋トレをする」と書こうとしているとします。しかし毎日筋トレをしたところで、それになんの意味があるのでしょうか。「毎日筋トレをして10キロやせる」?健康診断の結果が致命的でなければ、別にさほど必要性は高くありませんね。では「夏までに水着で恥をかかない体になる、そのためにはあと10キロやせる、そのために毎日トレーニングをする」だとどうでしょう、ちょっと緊急度が増してきました。そういうふうに、一年後の自分に対する期待とハードルをガン積みしていくことで、未来の自分に追い詰めてもらうのがよいと思います。というかこの喩えで十分だな。前半いらなかったなこれ。 今年も一年お世話になりました、あなたの2023年がすばらしいものになりますように!(Read more)