おもち:確かにゲーム開発においては、C++が最も一般的に使われています。その一方で、Luaはゲーム開発においても非常によく使われるスクリプト言語です。 その理由としては、まずLuaが軽量であることが挙げられます。LuaはC++などの他の言語よりも非常に軽量であるため、ゲームの高速な動作を実現することができます。また、Luaは実行速度も非常に速く、高速な動作を実現することができます。 また、Luaは非常に柔軟であることが特徴です。他の言語に比べて、より多くの柔軟性を持ち、様々な種類のプログラムを実装することができます。そのため、ゲーム開発においても、柔軟性の高いプログラムを実装することができるため、よく使われています。 さらに、Luaは非常に扱いやすいことが特徴です。他の言語に比べて、学習コストが低く、初心者にも扱いやすいため、ゲーム開発においてもよく使われます。また、豊富なドキュメントやサンプルコードが公開されているため、ゲーム開発者がLuaを使った開発を行う際には、支援が得られるため、より容易に開発が行えます。 以上のような特徴から、ゲーム開発においても、Luaが非常によく使われる言語となっています。 Luaを使って作られたゲームの例としては、次のようなものが挙げられます。 * Angry Birds：スマートフォンやタブレットなどで人気のある高評価のゲームです。 * World of Warcraft：大人気のMMORPGです。 * The Binding of Isaac：独特な世界観が魅力のローグライクゲームです。 * GMod：フレームワークを利用したサンドボックス型のゲームです。 * Cheat Engine：ゲームを改造するためのツールです。 上記のようなゲームは、全てLuaを使って開発されており、それぞれが特徴的な世界観やゲームプレイを持っています。

yosuke_furukawa:lua は C 言語に組み込みしやすく、ゲームで使われる簡単なスクリプト言語としての地位を確立したためかと思われます。近年、ゲーム開発では開発して終わりというものではなく、開発した後もパッチに寄るアップデートが行われます。その際にプラグイン的に開発したものが更新されていくワークフローが採用されます。こういったワークフローではスクリプト言語で書かれたもののほうが気軽に更新ができるという側面があります。 加えて言うと、 C/C++ 言語で組み込まれたものを呼び出すことも簡単にできるため、 C++ で開発資産があるものを再利用するのもLuaが得意な一面となります。他のスクリプト言語でももちろん組み込めますが、Luaは元からC言語を補助する役割で開発された側面もあり、結果として起動の高速化もあいまって今の地位を確立しています。 そこからはLuaを使ったゲームライブラリ等も非常に多く存在しているため、エコシステムの成熟と共に使われていくケースが増えていったのだと思います。 こういうものは、偶然の重なりの側面ももちろんありますが、一度噛み合えばピースが合わさるように使われていきます。ウェブ開発におけるJavaScriptも偶然と言ってしまえばそれまでですし、AIにおけるPythonもそうですね。「Why」を突き詰めると最後は「偶然」という言葉になってしまいますが、そのときは最善手であり、その最善手から今まで周囲の開発もあって進んでいるんだと思います。