綾崎隼:私は専業作家なので、主な収入源は出版社から頂く印税と原稿料になります。 印税は新刊発売時や重版がかかった際、刷り部数(and電子書籍の実売数)に応じて頂ける報酬で、原稿料は文芸誌に連載された時に頂ける報酬です。 自分はもともと書き下ろしメインで活動していたので、デビュー後しばらくは印税収入だけでした。ただ、最近は連載の仕事をもらえるようになったこともあり、今はこの二つが主な収入源になっています。 作家になって14年目ですが、ずっと、収入の九割以上が印税と原稿料です。なので、それ以外の依頼は、楽しそうか否か(ストレスにならないかどうか)で引き受けるかを判断しています。 小説の執筆以外にも細々とした仕事は色々とあるので、羅列してみますね。 エッセイの執筆。(好きなお仕事です) シナリオ、脚本の執筆。(名前が表に出ない依頼も時々あります) メディアミックスの監修。 推薦文、書評、解説の執筆。 企業の商品PRのための執筆。 大学などでの講義。講演。 イベント出演。(トークショーやサイン会など。昨今はオンラインイベントも増えました) 試験の問題になった際の二次使用の確認、許諾。 以上、パッと思いついたお仕事はこの辺りでした。(Read more)