さんかい:人と比べてもいいことはない、ってわかっていても比べてしまいますよね。周りの人が10人いたら、10人それぞれのいいところと自分のステータスを比べて落ち込んでしまうのかもしれません。全てが完璧な人間はほとんどいませんから、一部を取り出して他人と比べたら、誰かに負けてしまうのは仕方ないです。
ただ人間はその一部で勝負しているわけではありません。多角形のチャートで言えば、そのすべての組み合わせがその人を作っているわけです。それでも誰かの多角形のチャートの中に、自分のものがすっぽり収まってしまうのだとしたら、評価項目が少なすぎるのです。一つくらいその人よりいいところは絶対にあるよ、というと綺麗事に聞こえますが、本当にそうなんです。例えば、質問者さまは、人と比べるのをやめられなくて困っている、という同じ悩みをもつ方に共感することができます。仮に全てで自分を上回る人がいても、その人は現在進行形で人と比較をして悩んでいないので、共感したとしても形だけの薄っぺらいものになってしまうでしょう。
結局その環境で評価されることだけに目が行ってしまいがちなので、大学外の、新しいコミュニティを作ってみるのはいかがでしょうか。少し腰が重いかもしれませんが、そのマインドから抜け出す大きな一歩になるかもしれませんよ。