山中 大学 (Manabu D. Yamanaka):私は生物の専門家では全くありませんが地球的あるいは地球史的に考えると、生物であれ無生物であれ全てのものはあるべくしてあるので、御質問の食べる食べられるを含めて、生物が他生物と共生・寄生・捕食するのは、全て生物の生存に必要あるいはより生存しやすいからだと考えられます。そのような現象は、生物進化初期の細胞内に今は核とかミトコンドリアとか葉緑体とか呼ばれているものが取り込まれたりした頃からずっと続いていることで、その結果ある一つの個体がある時間存在して次の世代を作れるわけで、そうやって生物は続いてきたと言えると思います。