熊崎 宏樹:競技プログラミングの文脈でおすすめされる本はたいてい良書なのでおすすめできるのですが、いきなり本を読めと言われてもなかなかやる気が出ないのでまずは典型問題を一通り解いてくる事をおすすめします。
競プロ典型 90 問
見てすぐ解けない問題も多くあると思いますが、3分程度考えて答えが思いつかなかったすぐに答えを見て構いません。そうして半ば答えを見ながらでも構わないので典型問題を軒並み埋めたところでちょうど競技プログラミングのチュートリアル完了といった感じでしょうか。
赤コーダー等に上り詰める人たちは「橙色まではチュートリアル」とか強いことを口々に言いますが、そういうのをスルーして自分のペースで一日一問で構わないので少しずつ埋めていく事が重要です。「こんなの天才専用ゲームじゃんか」と投げ出したくなった事は何度もありますが、実は日々の積み重ねがかなり効いてくるというのが競技プログラミングの奥深い所です。