竹井邦晴:私の場合は、好奇心が一番です。これをやればこんな世界又はシステムができるのではという好奇心で研究活動へのモチベーションを維持しています。それが達成されたときの達成感はすごいです。ですので回答としては「喜び」です。それが達成されれば自然と高いインパクトの論文誌に掲載され、さらに研究費取得へとつながります。これら論文採択や研究採択された場合も「喜び」がうまれます。 たまに自分が考えていたことが先に誰かに報告されてしまった場合、「悔しさ」からもっと頑張ろうという感情が生まれることがあります。研究資金の主が税金であることはわかるのですが、義務感や責任感を研究活動を継続するモチベーションとしたことは申し訳ありませんが、私はありません。 理想論としては、悔しさもなく、喜びを得るために研究活動を楽しむことが一番良いと思いますし、これが一番良い成果を生む近道であると思います。(Read more)