Shogo SENSUI:麻雀はプレイの中で、洗牌して山を積み賽を振って配牌を決めるという手順があり、全自動卓であれば基本的には技術や人智が及ばない部分です。この点、運の要素はあります。
しかしその後は、配牌と自摸に応じて和了を目指したり放銃を避け、それらを繰り返して最終的な勝利するために様々な技術があります。効率的に聴牌するための牌効率はもちろんのこと、対戦相手の捨牌・切り順・手出しの位置、更には声色・表情・打牌の癖など(オンライン麻雀だと読み取れない情報もありますが)を読む能力は、確かに存在します。それらの複雑な情報を組み合わせ、局面に応じて的確に判断し打つ技術、それに著しく長けているのが麻雀プロの方々です。
よって、何回対戦して何回勝つかは運の要素だけでなくプレイヤーの技術も大きく関係します。その中での結果の偏りについては、技術に明らかな差があればそうした結果も有り得るでしょう。一方で、技術が均衡している場合、10
回という少ない試行回数であればある程度偏りがあっても不思議ではありませんが、100 回、1000 回と増えていけばそうした極端な偏りは基本的には考えづらいです。