むらやん:残念ながら調査結果は存じませんが、今までの経験で思ったことを書いてみます。 ・ 前提として、創作物に興味を示す層と特に示さない層があります。 そして「興味を示す層」には、ご質問にあるように「誰も作っていないので自分で作ってみよう（自分だけのオリジナルを生み出したい）」と思うタイプと、「既にあるからそれでいいや（自分好みの既製品で満足できる）」と思うタイプ。 更に、創作に手を出す人には2種類タイプがあると思ってます。 ひとつは「作れば作るほど深みにハマり、自分の設定した目標＞他人からの評価となるタイプ」、もうひとつは「他人に認めてもらいたいという理由のみで作るタイプ」。 後者は、作り続けていくうちに前者に移行することもありますし、途中で飽きて他のことに興味が移る場合もあります。このタイプにとっては、他人に興味を示してもらえれば媒体はなんでも良いので、「ダメだこりゃ」と思ったら離れるのは早いでしょう。 承認欲求のみで創作をずっとやり続けるのは非常に難しく、「誰も見て（聞いて）いないのになんでこんなことやってるんだろ自分...」と思い始めると虚無感に胸ぐら掴まれて終わりです。 今は「誰でもすぐに動画や音楽配信を始められる時代」となりました。音楽に限って言えばサブスクには新進気鋭のアーティストの音楽が溢れかえっています。しかし今も昔も「何かをずっと作り続けることが出来る人の数はそう多くはないのでは？」と思えます。 ・ そう考えると、 * 昔は作る人が少なかった（やりたいと思いながらも状況的に難しいという人が多くうかつに創作に手を出せなかった）。 * 今は作る人が増えたので作品もすごく増えたが、その人たちが今後もずっとやり続けるのかは未知数。 * 残念ながら何割かの作品は世に出ない（売れない）まま淘汰されるのは今も昔も同じ。 ということで、作品の総量は（増えてきたように見えつつ）さほど変わらないのでは？という気はします。