Tomyuki Yokota:メンターの定義にもよりますが、私は仕事・研究においてメンターという存在はおりません。これは、現在もそうですが、学生時代もメンターという存在はいませんでした。私の所属していた研究室は、かなり昔ながらの研究室であったために、先輩や教職員の方々の研究に対する姿勢を見ることで、自ら学ぶということが多かったと思います。また、装置の使い方に関しましても先輩の実験を手伝っていく中で色々と教わるということが多かったかと思います。
一方で、私の所属していた研究室では、上下関係なく他の人と話しやすいという環境が構築されていました。ですので、ある特定の人に依存するということはあまりなく、質問したいないように応じて色々な人と話すような雰囲気だったのかと思います。
現在の私の研究室では、ある程度の相談がしやすい環境づくりをすることにしております。いろいろな人からいいところを学びつつ、自分で取捨選択して吸収するのがよいかと思います。