東条時明:おそらく現在学生なのだと思いますので、その前提でお話させていただきます。
10代~20代前半くらいまでは、女性の方が精神的に成熟していることが多く、男性は精神的に若干幼稚なままで、体だけが大きくなっていきます。
そして、まだ恋愛のこともよくわかっていない状態であるがゆえに、見た目でしか判断ができず、誰が可愛いかという視点でしか見れていません。
恥ずかしながら、私も学生時代はそういう傾向が強くありました。
しかし、精神的に大人になってくると、見た目の美しさやスタイルの良さなどが、その人の魅力を構成する一部分でしかないということに気づいて来ます。
そして、そこまで価値が高いものでもないのだということもわかってきます。
見た目の美しさは、年齢と共に減退していく魅力だからです。
一方で、その人の内面的魅力、すなわち性格や気品、話し方や共通の趣味があることなどの魅力は、年齢を重ねるごとに価値が増加していくことが多い魅力です。
そういう魅力を重視できるようになるのは、精神的に大人になってからかなと思います。
もしかしたら、一部の男子学生は、そういう視点を持っているかもしれません。