Hidezumi Inoue:素人ですか一眼レフのカメラを複数台所有しています。YouTubeなどで動画を見て写真の撮影方法を勉強したのですがどうやら「たくさん写真を撮影して」「それを適宜見直す」のが良いようです。
教材自体はYouTubeにたくさんあがっています。総合すると
* 「カメラではなく写真を好きになること」が重要で
* 「最初は焦点距離50mmのような基本的なレンズで構図に集中すると良い」
ようです。これは動画でも同じで基本的な流れやトランジションを習得して下手にカメラを動かしたりズームを操作したりせずに基本を学習するべきだと主張するものがありました。ただ引きの画とズームアップした画は抑える必要があるなどの基本的な約束事があります。
最初に基礎を勉強したら制限のあるなかで反復的に写真を撮影するのが上達の早道ということになります。
さて、ここまではわかったのですがなかなかこれができません。そもそも三脚と一眼レフカメラって重いので出かけるごとに持ち出そうというモチベーションが維持できないのです。また自分では写真が評価できませんからなんらかの題材を見つけてそれと比較するというようなことが必要になってきます。
例えばファッションが好きな人なら「どうやったらあのファッション雑誌のような写真が撮影できるのか」と研究し、実際に毎日写真を撮影して、それをパソコンなどに取り込んで細部を確認するという反復動作が必要になります。ファッションを野鳥や古びた建物や味のある看板などに替えても良いです。
つまり最初の関門は少なくとも一年くらいは続けることができる題材をいかに探すのかということになりそうです。
題材が見つかったら今度は発表する場所が必要になります。やはりリアクションがなければなかなかモチベーションを維持するのが難しいでしょう。
まとめます。
チュートリアル(教科書)になる情報はYouTubeなどで手に入ります。必要なのは
* しばらくはモチベーションが維持できる題材
* お手本になるサンプル
* 持ち運びしやすく自分がやりたいことができる「必要にして十分な」カメラ
* 撮影した写真を等倍で見ることができるPC環境
* 発表できる場所
が必要ということになります。中にはInstagramでトキメク写真を真似したら私にもできた!という幸運な人もいるのでしょうが、必ずしもそういう人ばかりではないと思います。モチベーションを維持するためにはそれなりのシステム的な準備が必要だと覚悟するべきではないでしょうか。