kmizu:ChatGPTの使いみちは実に多岐に及びます。 ただし、ビジネスにそのまま使うというより、 ・アイデア出し ChatGPTは対話ボットなので、対話をする過程で自分がわかっていなかったことを言語化するのに役立ちます。この場合は、悩んでいることをChatGPTに語りかけて、対話を通じて考えを深化していくのが良いです。 ・文章の添削 ChatGPTは英語のほうが圧倒的に得意ですが、日本語の文章で表現が変なものをチェックするのにも使えます。「以下の文章を添削してください」などの指示で添削をしてくれます。また、添削の理由も「妙な表現があれば理由を添えて指摘してください」などの指示をすると詳しく説明してくれます。 といった補助用途に使うのが今は現実的でしょう。プログラミングでも、コードの土台を作ったり、コードを代わりに読んでもらったりといろいろな用途に使うことができます。 コールセンターの業務などについてですが、現状のChatGPTは応答に嘘が交じることも多々あるので、そのままではコールセンターの業務を代替するのは無理です。ただ、ChatGPTの性能が改善するのも時間の問題かもしれませんし、応用的なアプリケーションを作る人がそのような業務の自動化ツールを作ってくれる可能性は少なからずあります。文字から音声を起こすライブラリも現在は複数ありますが、コールセンターの業務自動化も数年くらいしたらできるようになるのではと感じます。 カスタマイズについては、ChatGPTは方法を提供していませんが、そのもとになるGPT-3 APIはChatGPTの開発元であるOpenAI社が提供していて「ファインチューニング」という形で特定の用途にカスタマイズすることは可能です。ただし、ファインチューニングするための料金は消してお安いものではありませんが。 と、私自身、ChatGPTの可能性については模索中ですが、参考になれば幸いです。(Read more)