Hayato Shimabukuro(島袋隼士):「宇宙で活動」をどの様に定義するかにもよると思います。現在でも、既に人類は宇宙空間に進出し、ISSに長期滞在も行っています。
一方で、惑星移住の様な、本格的に地球以外の惑星を居住空間とする様な試みはまだまだ先になると思います。どれくらい先になるかわかりません。しかし、例えば、100年前の人類を思い出してみてください。人類はまだパソコンやスマホなどの存在すら想像できていなかった時代で、21世紀の科学技術では必要不可欠な量子力学が産声をあげたばかりでした。
200年前だとどうでしょう?1800年代初頭は、まだマクスウェル方程式の形で電磁気学統一されておらず、現在の通信に必要不可欠な電磁波の存在すら人類は想像できていませんでした。
つまり、100年や200年という長さは、人類を想像もしていなかった方向に進歩させます。21世紀の現在では、地球以外の惑星に住むことはまだ想像が難しいです。しかし、100年後、200年後はどうでしょうか?現在の人類では想像もできなかった科学技術の進歩が起きているかもしれません。100年後、200年後、人類は本格的な宇宙活動を行っているのか?そもそも、科学技術は一体どれほど進歩しているのか?想像したらワクワクしますよね。なので、私はあと100年、200年は生きたいですし、それができないのが残念です。
もしかしたら、資源が枯渇し、争いが生まれ、核戦争に発展し、悲惨な未来の可能性もありますが・・・