トイアンナ/ライター:マウントを取りたい人は世界中にいます。アメリカ英語では one-upが「マウントを取る」という動詞になっていて、マウントする人対策のコラムもあります。 ただ、one-upper(マウントしてくる人)に対するリアクションが日米では異なるだろうな、と思われるのは、日本人はマウントされたとき「ぐっとこらえる」タイプの人が多かろうと思うからです。 アメリカ人にアホなマウントをしたら「アホでは?」と返されると思うんですよね。私もイギリスにしか住んだことがないので、このあたりは知見がなく申し訳ないですが……。仮にイギリス人へ露骨なマウンティングをしたならば、「それ、私が聞く必要あるかな」とさらっと反撃されると思います。 ところが、日本人はそこでこらえますよね。忍耐強い。その代わり、言い換えしてやったぜ! という、スカッと系の漫画や投稿が流行りますよね。それくらい、現実の世界では日本人は我慢しているのだと思います。マウントする人にとっては、反撃されにくいのですからなんとも過ごしやすい国といえます。(Read more)