IT分野において現在の日本企業が世界に後れを取っている理由について、iモードは1999年にNTTドコモが提供した世界初の携帯電話IPサービスであり、その成功には2つの要因があったと考えられます。

ひとつは、当時の日本の携帯電話普及率が世界トップであり、携帯電話を利用したインターネットビジネスモデルのアイデアが出やすい環境にあったことです。

もうひとつは、当時NTTが世界トップレベルのIT企業であったことです。iモードがリリースされた2000年当時、NTTドコモの親会社であるNTTは世界第16位の時価総額を誇っていました。さらにその10年ほど前の1989年は、時価総額ランキング世界1位という今では考えられないレベルの超巨大企業でした。したがって、iモードの開発に必要な資金力、人材、技術力を備えていたと考えられます。

つまり、(1)携帯電話普及率が高い日本市場において、(2)資金力に優れたNTT(ドコモ)が存在していたという要因が組み合わさっていたことが、世界をリードするサービスを提供できた理由ではないかと思われます。

2023/03/09Posted
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