Keisuke Fujii:ちゃんと量子ビット数フルに使い切って(有意義に)動作させているのは、50量子ビットくらいかなーと思います。発表レベルでは、433量子ビット作ったよってのは公表されていますね。ノイズレベルがまだまだ高いので、量子ビット数ふえても、その量子ビット数を有意義に使い切る方法というのがないので、見た目の量子ビット数のもつアルゴリズム的な意味とは(配線や制御装置とかは当然増えるし、チップのファブリケーションの精度とか歩留まりとかそういう技術的な挑戦は当然あるけど)といわれると、難しいポイントですね。例えば、全然機能面でゲート型の万能量子コンピュータと比較にはならないですが、量子アニーラは5000量子ビット実現してますね。5000量子ビットのプログラマブル量子シミュレータとしてはすごいと思います。この「量子コンピュータは実現していますか?」という問いに対する回答とちょっと関係しますね:https://www.ipsj.or.jp/magazine/sensei-q/6111.html