むらやん:「ネット上」ではなく「SNS上」ということですね。
本や新聞などの出版物はいくつもの精査を通って世に出ます。それでも全く誤謬がない訳ではないでしょう。
ましてやSNS、各々の主観でものを言っている場所です。丸々鵜呑みには出来ません。
当たり前のことですが、「これは本当なのか?」と逐一調べる癖をつけるほかありません。
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自分が昔からやっているのは、情報に当たった時に「これはどこまで正しいのか?」と思ったら、本や口コミやネットなどあらゆる媒体を探って(数は出来るだけ多いほうが良い)その平均をとるという方法です。
物にもよりますが、例えばある向精神薬について調べたいとして、ネットの薬サイトや図書館の薬の本など10種類くらい目を通し、「どの媒体においても必ず出てくる事象」というのがあります。
恐らく、それはほぼ間違いが無いと思われます。基本的かつ常識的なことなのでどれに目を通しても書いてある。これは正しいのでしょう。
しかし、「この本には書いてあるけどこっちの本には出てこない、う〜ん?」という情報もありますね。その点を別途また数種類の媒体で調べることとなります。
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SNSでは針小棒大に物事が語られがちで、また人間というのは「自分が見聞きしたいように」情報を捉えがちです。
ひとつの情報に惑わされず振り回されず、冷静にあらゆる媒体を比較検証し、俯瞰する習慣をつけてみてください。