津田賢一 (Kenichi Tsuda):額面でざっくり言うとドイツ時代よりも給料は高いですが、社会保障、税金、年金など国によってかなり違うので、国を跨いだ給料の比較は難しいです。また為替も結構変動するのと国や場所で物価が違うのでさらに複雑です。ネットで見る限り同年代の日本の大学教授の給料よりも高いかなとは思います(現在の円安での比較)。全体的に見ると日本、ドイツ、中国で給料にそれほどの差はないかなとは思います。
ドイツだと税金は高いですが、学費などは基本無料に近いですし、子供がいると子ども手当が一人当たり3万円ほど貰えて子供がいる場合、手元に残るお金は割とあるのかなあと言う印象です。あとは年金システムもそこそこ安定していて安心感があります。中国だと税金はドイツよりは安いですが、社会保障がそれほど発達しておらず、また年金のシステムも不透明なところが多くあります。家の購入を除けば物価が安いので、ドイツ時代よりもお金に関して余裕がある感触はあります。