川原繁人:トリビアになるかわかりませんが:
1. 言語学者といっても、多くの言語を話せる人はごくわずか。
2. 音声学者だからって滑舌が良いわけではない。言い間違いも日常茶飯事。
3. 言語学者だからって「正しい言葉使い」に詳しいわけではない。読みにくい文章を書いてしまうこともあるある。
4. だけど若者ことばや流行のことばにはけっこう敏感で、すぐに分析してしまう。
5. 子どもが生まれると、自分のこどもの言語習得過程をつぶさに観察、分析してしまう。
6. 子どもが非文法的な文を発すると「あれ? 今の文って日本語としてOK」という質問を小学生相手にしてしまう
などでしょうか。