セレナ:直接倹約につながるわけではありませんが、私はお金を使う際に物の"安さ"ではなく"価値"を考えるようにしています。価値基準をどこに置くかは人それぞれですが、例えば「100円は5分間の労働の対価(時給1200円に相当)」という基準を持つなら、今買おうとしている100円のものは5分間の労働の対価として相応なものかどうかで判断することになります。また、価値基準として資産運用との比較を行うのもよいでしょう。例えば、今使おうとしている1万円を、年利4%(長期で見ればこれくらいの平均利回りは実現可能)で50年運用すれば、7万円を超えます。将来的にこんなにも増えるポテンシャルのあるお金を、今どうでもないようなものに使うのはもったいないと思いませんか? また、物の購入の判断基準を"価格(安さ)"ではなく"価値"に置くことで、「限定」や「バーゲン」、「半額」といったワードに踊らされることも減るかと思います。 以上、直接的な倹約法ではありませんが、"価値"を意識することで不要なものを買うことが減り、倹約につながっていくと思います。(Read more)