TJO:一応その2つのうち1つの配布元に所属する身なのでそこは割り引いていただきたいのですが、個人的には「RobynのフロントエンドとLMMMのバックエンドで動くMMMフレームワーク」があれば良いなと考えております。理由は単純で、UIに関してはRobynの方が良く出来ている一方で、モデリング部分に関してはLMMMの方が妥当性が高いと思われるからです。 特にRobynのモデリング部分はソースコードを見れば分かりますが、様々な非線形成分のパラメータを全て一旦決め打ちにして{glmnet}で点推定し、後から全体をランダムサーチする形でモデル選択するようで、パラメータ推定においてlocal optimumを踏んでしまう可能性が全く否定できません。これに対してLMMMはソースコードを見れば分かるように、NumPyroベースのMCMCで様々な非線形成分のパラメータを全てひとまとめに推定(サンプリング)しており、MCMCが適切に収束してさえいればバランス良くglobal optimumに近いパラメータ推定ができるものと期待されます。 ということで、もし可能であればRobynのフロントエンドのコードを参考にしながら、LMMMに類似したUIを上からかぶせたものを自作していただければ、きっとご満足いただけるかなと思います(笑)。(Read more)