chita:* ワニの目を鼻先の方向から横に覆っていくものは「瞬膜」で、ワニのまぶた──皮膚の一部を動かして眼を覆うものとは別の組織。ヒトの瞬膜は退化している。
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ワニが自分の眼球を守るしくみには、まぶたの他、その内側に収まっている「瞬膜」という半ば透き通った組織があります。水中に潜るときには閉じた瞬膜を通して周囲を見ているようなので、水中生活に適応したものだと言えるかも知れません──が、実際には爬虫類や鳥類の多くと、哺乳類・魚類・両生類の一部も瞬膜を持っているので、ワニは瞬膜の使い方が上手なだけだという気もします。
ワニの瞼は、瞬膜とは別にあります。瞼も瞬膜も動かしている様子をTwitterに挙げている方がいたので確認してみたらどうでしょ。
https://twitter.com/fuhentetsu/status/1554724353706602496