田口善弘@中央大学:ざっくりいうと「生態系の安定性は多様性で担保されていると信じられているから」です。そのことを示唆する研究はたくさんあります(例えばNature
ハイライト:生物多様性の喪失が生態系の安定性を脅かす | Nature | Nature Portfolio
(natureasia.com)など)。一方、人間の活動は一般に生態系の多様性を喪失させます。例えば、山林を切り開いて畑にして一面同じ作物を植えれば、多様性は激減します。多様性の低下は、往々にして人間活動の影響で生態系が脅かされた結果であり、放置すればいずれ生態系が破壊され巡り巡って人間の生存そのものに危機を与えることになります。
このような観点から、生態系の安定性のバロメーターの1つとして生態系の多様性が計測されています(勿論、純粋に学術的な興味から多様性を測る場合もあります。人間活動と無関係な気候変動などでも多様性は変動する可能性はありますから)。もっと詳しくは例えば生物多様性はなぜ重要?その必要性や世界の潮流、取り組み事例を解説
| サステナビリティ・SDGs 事業開発支援 | I4G Business Design Lab (ideasforgood.jp)なんかを見てください。