ぶんころり | ライトノベル作家:「フィクション作品の輸出額」に限定した市場規模の調査は、恐らく近年では行われた試しがないと思います。それでもどうにかして類似した情報を求めるのであれば、今年になって経団連が発表した「Entertainment Contents ∞ 2023」の参考資料に、主要２０か国のコンテンツ市場規模をまとめた情報がございました。 フィクション作品に限定した輸出額の情報ではありません。ですが、ジャンル別（映画やゲーム、書籍など）の輸出額の記載が見られますので、ここからある程度の知見は得られるものと存じます。こちらに記載のある「コンテンツの海外進出による自国への収入」を合算して比較すると「コンテンツ輸出大国」は日本となります（足し算を間違えていたら申し訳ありません）。 もし仮にコンテンツに占めるフィクションの割合が、各国共に同じ程度であれば、「フィクション輸出大国」もまた日本と言えるのではないでしょうか。しかしながら、データは内訳が不明であり、集計方法についても記載がない為、あくまでも参考程度の内容として受け止めて頂けたら幸いであります。 参考１：https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/027.html 参考２：https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/027_shiryo.pdf

いづみみなみ:確かに日本は膨大なフィクションに囲まれています。 ただ、日本でうけている作品が必ずしも海外でうけるわけではなく、そういう意味では日本のエンタメ作品はガラパゴス的な側面があるように思います。 もちろん日本が作ったコンテンツが世界的に絶賛されている例はいくらでもありますが、「フィクション輸出国」として世界一かというと疑問が残ります。 一言で「フィクション」と言っても、漫画、アニメ、ゲーム、小説、ドラマ、映画等、ジャンルは様々であり、商業展開の仕方もそれぞれ違ったものになっているため、一言では非常に答えずらい質問かもしえません。 個人的な感想ですと、韓国に勢いがあるように感じます。 いずれにせよアメリカが強いのは確かだとは思いますが、他の回答者さんもおっしゃっている通り、明確なデータがないのでなんとも言えないのが現状でないでしょうか。